読んだ本

子どもの教育を学ぶために読んだ本を紹介します。
自己肯定感、非認知能力、発達心理学、プログラミング教育など、実際に読んで学んだことをまとめています。

子どもの能力開発

子どもの才能 チェックBOOK: 得意ジャンルが見つかる、伸ばせる

著者:石田 勝紀

早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学
専門:教育学、神経心理学、認知心理学、英語教育

▶ 詳しいプロフィール

子どもの才能 チェックBOOK 表紙

発売日:2013/3/7

実践しやすさ:
⭐⭐⭐⭐⭐
おすすめ度:
⭐⭐⭐☆☆
学び度:
⭐⭐⭐☆☆

読んだ感想 読んだ日:2025年12月8日

子どもの「得意分野」「不得意分野」を発見できる画期的なチェックリスト

ハーバード大学のハワード・ガードナーが考案した8つのMI(多重知能)と独自研究のLS(学習スタイル)を組み合わせて作られたチェックリストが書籍の中にあり、30分ぐらいで回答をして、簡易的に傾向を知ることができました。自分の「得意分野」と「不得意分野」を簡易的に知れます。

読んでいて、私が気になった部分がこちら

学習につまづく根本的な原因

お子さんが学習に対して苦手意識を持っている場合、その根本的原因がわからないと、いくら家庭教師をつけても補習塾に行っても解決することは難しいでしょう。

ちなみに先生という職業についている人は、学校の先生であれ塾の先生であれ、子供の頃の成績が良くて学習につまずいた経験のない人がほとんどです。そのため、なぜつまずくのか、なぜわからないのかということを実体験としてわかっていない先生が多いのが実際のところです。

教える側が根本的原因を理解していないと、結局子供はまた違う単元でつまずいてしまいます。理解していない学習内容を補修することと同時に、つまずく原因を認知機能の面から捉え適切に指導することの両方が必要なのです。

私も実体験として理解できるのですが、根本的な原因が分からなかったです。一度つまづくと、自己肯定感も下がってしまうので、本人は解決方法が中々見つけられないです。幼少期にこういったチェックリストができれば、自分の資質を理解することができたので、良いなと思いました。ストレングスファインダーの結果と似たような傾向が出ました。

ワーキングメモリー

ワーキングメモリーとは複数の作業を同時に行うときに短期的な情報の保存と処理を同時に行うために使われる記憶のことです。作業記録とも呼ばれています。

ワーキングメモリーに影響されます。主要教科での子供の学習能力はワーキングメモリを図るテストの成績から正確に予測できるという研究者がいます。

ワーキングメモリの容量が大きいほど効率よく学習ができて、容量が小さいほど工夫をしなければ学習がはかどらないということになります。

確かに、授業ですぐに覚える人と、自分は苦手だったので、ワーキングメモリがある事を初めて知ったので、テストでどれぐらいか測定してみたいですね。

非認知能力の育て方

著者:ボーク重子

📖

発売日:2018/10/17

実践しやすさ:
⭐⭐⭐⭐☆
おすすめ度:
⭐⭐⭐⭐⭐
学び度:
⭐⭐⭐⭐⭐

読んだ感想 読んだ日:2025年12月7日

学力だけでは測れない力の重要性がわかる。子どもの可能性を広げるヒント満載。

著者はどんな人?

著者:ボーク重子
ライフコーチ。娘をアメリカで育て、全米最優秀女子高生コンクールで優勝させた経験を持つ。非認知能力教育の第一人者。

プログラミング教育

プログラミング教育はいらない

著者:岡嶋 裕史

📖

発売日:2019/2/16

実践しやすさ:
⭐⭐⭐☆☆
おすすめ度:
⭐⭐⭐⭐☆
学び度:
⭐⭐⭐⭐☆

読んだ感想 読んだ日:2025年12月6日

プログラミング教育の本質を問う一冊。目的を見失わないための視点が得られる。

著者はどんな人?

著者:岡嶋 裕史
中央大学国際情報学部教授。情報学の専門家として、ITと社会の関係について多数の著書がある。

このページは、運営者が実際に読んだ本を紹介しています。
子どもの教育に関心のある保護者の方の参考になれば幸いです。